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今なぜ、「ハイブリッド型」人材か?

N&I SystemsPeople 今なぜ、「ハイブリッド型」人材か?

今なぜ、「ハイブリッド型」人材か?

ハイブリッド(hybrid)とは「雑種」の意味。もとは動植物について用いられる言葉だが、産業の世界でも2つの異なる要素を併せ持つシステムについて頻繁に使われている。ガソリンと電気をエネルギー源にする「ハイブリッドカー」がその代表例だが、もう一つの代表例がクラウドだ。

 

パブリッククラウド

クラウドには「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」が存在する。
「パブリッククラウド」とは、一般利用者を対象に提供されているクラウドサービスのこと。
クラウドコンピューティングが登場した当初は「クラウド」と言えば「パブリッククラウド」を指すことが一般的だったが、「プライベートクラウド」が登場してくるにつれて、こう呼ばれるようになった。

「パブリッククラウド」の代表的なものには「Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)」「NIFTY Cloud」「Google App」などがある。

 

プライベートクラウド

これに対して「プライベートクラウド」とは、企業が自社内でクラウドコンピューティングのシステムを構築し、企業内の部門やグループ会社などに対してクラウドサービスを提供する形態のこと。
パブリッククラウドに比べて企業内のセキュリティポリシーの実現が図りやすいなどのメリットがある。

「プライベートクラウド」の構築をソリューションとして提供している代表例としてはIBMが2009年3月に発表した「エンタープライズ・プライベート・クラウド」の構築支援がある。

 

ハイブリッドクラウド

ハイブリッドクラウドとは上記のパブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたものを指す。あるいは、仮想システム上で実行されている仮想マシンをプライベートクラウドとパブリッククラウドをまたいで移行できるような運用形態のこと。

ハイブリッドカーのメリットは例えば次の例に現れる。

機密データや個人情報などを扱うシステムはプライベートクラウドで運用し、繁閑の差が大きく、処理量が時期によって大きく変動するシステムや一時的に必要となるシステムをパブリッククラウドで運用することで、一定のセキュリティレベルを確保しながら固定費を削減できる。

 

ハイブリッド型人材とは

ハイブリッドという言葉を人事分野で考える時に思い浮かぶのが「T型人間」という言葉だ。これは、幅広い知識や経験を持つ(Tの横棒の部分)ゼネラリストであると同時に、何か1つ専門分野を持っている(Tの縦棒の部分)人間のことを指す。大前研一氏の造語だという。

現在のIT分野での技術発展は目まぐるしく変化しており、これに対応する技術者は、従来のように特定の領域に通じただけの、「I型人間」ではなく、「幅広い知識を基盤とした高い専門性をもつ人材」であり、さらには「複数の専門分野に通じ、かつ全体の調整もできる「Π(パイ)型人間」が求められているのではないだろうか。

 

参考:Π型人間のススメ
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/402/402866.html

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