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ぐちゃぐちゃ頭を可視化する方法……あらゆる問題解決に使えるフィッシュボーン思考法

N&I SystemsPeople ぐちゃぐちゃ頭を可視化する方法……あらゆる問題解決に使えるフィッシュボーン思考法

ぐちゃぐちゃ頭を可視化する方法……あらゆる問題解決に使えるフィッシュボーン思考法

まず書き出してみる

 

ぐちゃぐちゃの状態とは、大量の事柄が脈絡なくぶちまけられていることだ。
次から次へと問題が起こってくる。一つ片づけてもどんどん問題が頭のなかに飛び込んできて処理が間に合わない。――こんな状況に負けそうな人も多いことだろう。

どうすればいいのか?
まず、頭のなかに、ぶちまけられている事柄を整理してみる必要がある。
そのためには、書き出してみることだ。
この時使えるのがフィッシュボーン思考法だ。
フィッシュボーンとは魚の骨のこと。QC(品質管理)活動のツールとして活用されてきた方法である。

 

骨と頭で整理
実際の作業を進めてみよう。
まず魚の頭の部分にテーマを書く。例えば「3月までの売り上げの増大」だとする。次に頭から横に背骨にあたる線を長く引く。
「3月までの売り上げの増大」を実現するために思いつくことは何だろうか?

このとき「どうする?」と自問自答して、課題(3月までの売り上げ増大)と解決策を脳のなかから抽出し、思いつくことを背骨から出る太骨の頭に書いていく。「Aセミナー出席者のリストの整理」「電話コール」「広告展開」等々。

あとは「どうする?」を繰り返し、太骨から出る中骨へ、中骨から出る小骨へ、小骨から出る孫骨へ……と落としていく。

こうしてある程度完成したフィッシュボーンを眺めて、検討していない解決策はないか、また目的と手段の関係が成り立っているかを確認する。

 

フィッシュボーンのパターン

フィッシュボーンは考えをまとめるためだけでなく、さまざまな用途に使える。

上記のような、「3月までの売り上げの増大」のように、テーマに対しておおよその方策がまとまっている場合には、フィッシュボーンの書き方として優先順位や重要度の高いものを頭に近い方から書いていくのが有効だ。

しかし、ブレーンストーミングや新製品開発会議など発想を重視し、あらかじめ想定されていないアイデアを重視する場合には、思いついた順、発言の順に、背骨の上段の左から右へ、その後、背骨の下段の左から右へ書いていき、大骨、中骨、小骨の設定は頭が出そろったところで付けていくのがよい。

これは会議、打合せなどのメモにも応用できる。進行に合わせてメモを取っていく場合に、常に前のメモを見ながらメモが取れるメリットがある。

また、背骨の上段の左から右へ、その後、背骨の下段の右から左へ書いていく時計回り型は、テーマから始まってテーマへ戻っていくイメージなのでメモが分断されず、ストーリーが明確なセミナーなどのメモにも適しているし、シナリオライティングで使われる「箱書き」にも応用できる。

さらにインタビューや商談の場合、あらかじめ収集したいサブタイトルを用意し、配置も決めておき、その配置に従って質問して書いていくフォーマット型では、情報の洩れがなくなる。たとえば商談の場合、キーパーソン、予算、ニーズ……などを大骨としたフィッシュボーンを作成しておくとよいだろう。

 

 

参考:「年収が10倍アップする!フィッシュボーンノート術」 駒井伸俊著、フォレスト出版

 

 

画像:

photo credit: macropoulos via photopin cc

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