株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ

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Technology

ビッグデータ関連市場で今後、最も注目を集めそうなのが「データ・マネジメント・プラットフォーム」(DMP)と呼ばれるシステムだ。

ビッグデータの活用では、大手企業を中心にマーケティング分野の適応についての関心が高い。自社サイトへの訪問回数の記録や販売実績などあらゆるデータを収集して統合。それを短時間で分析することにより、最適な販売強化策などマーケティング施策を導き出す。

しかし、ビッグデータ活用には、社内のノウハウ不足や分析に時間を時間がかかり過ぎるといった悩みを伴う。それらを解決する存在として今、DMPへの期待が上昇している。

 

なぜDMPか

調査会社IDC Japanの2014年1月発表の調査によると、ビッグデータ関連市場に2012年の207億円から17年には1016億円と年間成長率37%超が予測されている。

超大手企業の顧客データを活用したサービスが登場する一方で、ビッグデータをマーケティングに使うために、独自のプラットフォーム(基盤)を構築したいとのニーズが高まっている。これに応えるのがDMPだ。

 

オープンとプライベートの2つのDMP

DMPは、「オープンDMP」と「プライベートDMP」の2つに分かれる。

「オープンDMP」はクラウド型のデータプラットフォームだ。Webサイト訪問ユーザーの情報や興味、関心、嗜好性などの外部データべースからデータを取り入れることができる。

一方、「プライベートDMP」は、「オープンDMP」の領域に加え、購買情報、ユーザープロフィール、各種プロモーションの結果などのマーケティングデータを集約し、それを外部のデータベース情報と同期させて構築するプラットフォームを指す。

CRMデータに、従来では取得することが難しかった外部データを組み合わせたものと言え、データの格納先が企業側にあるところが特筆すべき点だ。

 

DMP 導入の具体例

実際のDMPは主にネット広告をどこに配信するのが最適かを分析するツールとして発展してきた。これを自社に適するように独自にカスタマイズしたものが「プライベートDMP」だ。

実例として独自のレコメンドエンジンやDMPを開発してきたベンチャー企業のALBERT(アルベルト)が展開する「smartic A! DMP」を見てみよう。

社内に散在するデータを蓄積するデータウエアハウス(DWH)をはじめ、それを解析する「データマイニングエンジン」、顧客一人ひとりに合ったマーケティングを実現する「キャンペーンマネジメント」、広告配信を最適化する「行動ターゲティング広告システム」、効果を分析する「BI(ビジネスインテリジェンス)ツール」など6つのシステムやツールを組み合わせることで構成されている。

 

まとめ

「smartic A! DMP」でみるような大がかりな「プライベートDMP」の構築には、数千万円から億単位の費用がかかるのが一般的である。導入できるのは現在のところ、大手企業が中心となるだろう。だが、これでビッグデータを活かし、他社に一歩先んじることができるとしたら? 投資する甲斐があるかどうか、検討してみてはどうだろうか。

 

参考:
DMP(データマネジメントプラットフォーム)の仕組みと特徴
http://dmlab.jp/adtech/dmp.html

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