株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ

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分かりやすいレポートを書くためには「急げば回れ」が当てはまる。焦って早く済ませようとしてはいけない。次のような手順を追っていくことによって、業務に追われるIT技術者でも、結果として短時間で分かりやすいレポートを書くことができる。

 

ポイントはカードの作成。それを手書きで行うことだ。PCを手のように扱っているデジタルリテラシーに長けたIT技術者が、超アナログ的な手法を採ることがミソだ。

 

剽窃(plagiarism)は悪であると認識

米国の教育では、剽窃(plagiarism)は悪であるということを中学生の段階から徹底して教えるという。米国の教育では論文を重視し、“コピペ”厳禁である。

インターネットの普及で日本では“コピペ”が大はやりだ。世界的な大発見と最近、報道された研究も“コピペ体質”を疑われて大騒ぎになっている。手書きは、“コピペ”の危険がかなり減るという利点もある。

 それでは、実際の執筆の要になるコツを2つばかり紹介しよう。 

 

テーマの書き方4パターン

新聞記者は「重要なものを最初に書け」と教えられる。論文には最初にテーマを書くが、その際に以下の4パターンが参考になるだろう。

1.疑問を投げかける。例えばクラウドコンピューティングがテーマだとすると、「クラウドコンピューティングの普及は何を意味しているのか?」と問いかけ、論文のなかで事実関係を示しながら説明し、答えていく。

2.証明を求める。例えば「クラウドコンピューティングの普及が生産性の向上に影響を与えているのか?」という仮説を投げかけて、論文のなかで事実を使いながらこの命題を証明するか、あるいは否定的に証明する。

3.2つ以上のものを比較して問題提起をする。例えば「クラウドコンピューティングの普及は大企業と中小企業で生産性の向上に違いがある」として、論文のなかでふたつの異なる立場を対比しながら説明する。

4.主題に対しての要約を書く。これは最も一般的に行われている方法だ。例えば「クラウドコンピューティングの普及が、企業の生産性の向上に影響を与えている」ということに関して要約をする。

この作業を行うことによって問題意識は極めてクリアになる。

 

カード作成のすすめ

テーマが決まれば、テーマに沿って資料を集めることになる。これはインターネットを使って構わないが、集めた資料を読みこなしながら、論文の中で引用するためにカードを作ろう。読みこなしながら、カードは手書きすることがポイントだ。また、カードには著者、題名、出版社などの引用元を必ず記載する。剽窃を防ぐのに有効であるので、忘れないようにしたい。

「超アナログ的手法で効率よく」というのもまた、IT技術者として備えておきたいテクニックのひとつである。上にあげた2つのコツ、ぜひ、レポートを書く際に試してもらいたい。

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