株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ

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1.市場動向/人材動向

本年4月に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査(概要)」(※1)によれば、「2030年にDX時代の先端人材は55万人不足する。逆に、従来型IT人材は10万人余る。」と伝えています。この数字は、ベストセラー本である“FACTFULLNESS”(※2)のネガティブ本能にあたるもので、毎度の極端な発表と認識しています。ただし、マーケット需要の時間軸にあわせたスキルチェンジが必要なことは確かです。伝統的なテクノロジーの市場予測(従来型IT人材の必要性)は、 2014年では90%でしたが、2025年には40%まで低下します。換言すると、クラウドなどの新しい技術領域が増加し、先端IT人材は2025年には60%まで占める予測がされています。

わたしたちN&Iシステムズは、市場を把握しながらトレンドの半歩先を行く、価値ある人材を育てて参ります。特に下期からは、DX時代の先端人材の中で、“AI”“新たな開発”領域の人材を増やして参ります。

 

2.2019年度下半期 2つの重要施策

2-1. AI領域に進出

N&Iシステムズは3年前にデータ分析領域(データサイエンティスト事業)に進出しました。昨今その分析手法において、統計手法に加えAI技術(ディープラーニング)を適用するケースが増えてきました。DX戦略推進室において、ビッグデータ分析領域に、いかにAIを活用するかを大学や企業連携を通じて実践し、データサイエンティスト事業に活かしたいと考えております。

N&IシステムズのフォーカスするAIとは?
『AI ✕ ビッグデータ』

 

2-2. DX時代における新たな開発(API開発)DXD事業部をスタート

DX時代においては、新しいビジネスモデルをできるだけ早く、安く、手軽にスタートさせなくてはなりません。そのため、従来の様に一から築き上げるのではなく、既存のものを “つなぐ” 開発スタイルになります。既存システムとのデータ連携(ビジネスエコシステム)、IoTやSNSとの連携、UX/UI、内外リソースを最大限に活用することなどが重要になります。(※事業部略称『DXD』は「Digital transformation service Development」の略称)

「既存ビジネスをデジタル化するためのカギが“API”にあり」

 

<N&Iシステムズの事業ドメイン>

 

※1 https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
※2 ハンス,ロスリングほか(2019)『FACTFULLNESS』(上杉周作・関美和訳)日経BP.

 

代表取締役社長 川瀬 勉

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