株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ

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People

皆さんはどのような理由で、企業においての不祥事や事件事故が起こってしまうと考えますか?

 

もちろん理由は様々ですが、最近の企業の不祥事ではやはり『通信教育事業を行っている某企業の個人情報流出事件』が頭に浮かびます。

 

また背筋が凍る事件で、一昨年6月の『レンタルサーバ事業を行っている企業が5698件にも及ぶ企業データを消失してしまった事件』が記憶に新しいところではないでしょうか。

 

前者、後者での発生の理由、故意なのか、ミスによるものなのか、などの違いはありますが、どちらもお客様に多大なご迷惑をおかけするとともに、故意でなかったとしてもミスを犯した従業員は社会から阻害され、個人だけでなく会社も存続できない可能性もあり、例え20億、12億といくら賠償金を支払っても、お金には換算しきれない財産である信用の失墜。。。をしていることは間違えありません。

 

では企業はどのようにお客様、会社、会社で働く従業員を守っていけばいいのでしょうか。

 

氷山

ところで「ハインリッヒの法則」という言葉をご存知ですか?
これは、労働災害における経験則のひとつで、1件の重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものです。

 

事故は起こってしまったら、その部分だけが氷山の一角のように一人歩きし、世間の注目も1点に集まりがちですが、今後に活かすという意味では、そうなるに至った原因の究明が重要となります。

 

常に事故は突如起こるものではない。
どんな業務・どんな職種でも大きな事件を起こさないための対策は有効である。これが「ハインリッヒの法則」の考え方です。

当社では、ISMSの中で知らず知らずのうちに実践していることの一つです。


「このくらいならいいか。。」「手順書はあるけど、自己流でいつも何もおこらないし。。」など身に覚えはある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ご承知の通り、どんなにシステムにお金をかけても、最新技術を取り入れても、そのシステムを動かし、その技術を考案したのは、人であり、人に完璧な方はいません。

 

さらには各自のモラルと意識に頼る部分が大きくあります。

 

会社はもちろん、皆さんもご自身を守るために業務にこのハインリッヒの法則を取り入れ、日々の業務を見直してみてはいかがでしょうか。

 

ITOさん

 

 

 

 

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