
ネットワークを構築すると、プリンタやインターネット接続の共有、さらに職場内情報が共有できるため、職務効率化をおおいに助けることができる。
つまり、職場内の今ある設備で仕事がはかどる環境を整備できるのだ。
それに加えて、仮想化やクラウドを利用すれば物理的には難しかった構成を実現し、手間や負担の軽減が可能になるという利点もある。
今回はスイッチを利用したネットワーク構築手順を紹介しよう。
構成予想図としては、2台のサーバをスイッチで連結させる形となる。
1台はグローバルネットワークへと接続できる「ウェブサーバ」、もう1台はデータベース等で稼働する「バックエンドサーバ」。
スイッチ、回線、サーバは仮想化されているため、作成や変更がスムーズに行えるメリットを持つ。では、スイッチによる連結のためのフローを見ていこう。
クラウド上にて、ネットワークからリソース「スイッチ」を新規作成する。必要があれば名前や説明を入力し作成する。
スイッチの役割は、サーバ側にあるインターフェースを同時にいくつも接続し、相互に通信を成すこと。スイッチはイーサネットを利用し仮想化がされていることも特徴。
続いて、グローバルネットワークへと接続するウェブサーバを、コマンド等を利用の上でシャットダウンする。
次に、サーバの詳細画面に入り、ネットワークインターフェースカードと接続されていないサーバを接続する。
グローバルネットワークと接続するサーバは共有セグメントへ、ローカルネットワークのみで利用するサーバは、スイッチへと接続する。
利用するクラウドによっては、設定したデバイスがコントロールパネル上の「マップ」に図式で表示されるタイプがある。
この場合はウェブサーバ、バックエンドサーバ、スイッチ、共有セグメント、ローカルネットワーク等になり、設定完了後、構成予想図と同じ接続かどうかをチェックできる。
マップ上では、どれがどのように接続されているか図柄で表示されるため視認しやすい。
グローバルネットワークに接続していないため、リモート接続は不可。
このため、コントロールパネルから入り、rootパスワードを使用してログインし、コマンドにてIPアドレスを設定する。
SSH(セキュアシェルと呼ばれる、遠隔操作用プログラム。暗号化して送受信を行うため安全性が高い)を利用して接続し、ネットワークインターフェースが稼働しているか確認する。
その後バックエンドサーバと同様、コマンドにてIPアドレスを設定する。2つの設定完了後、バックエンドサーバへpingを送信し、疎通を確認する。
まとめ
改めてスイッチを利用したネットワーク構築の手順を確認しよう。
新リソース「スイッチ」の作成、ウェブサーバの停止、共有セグメントやスイッチへの接続、マップによる接続図の確認、バックエンドサーバとウェブサーバへのIPアドレス設定、疎通の確認だ。スイッチを作成することで複数のサーバが連携され、加えてクラウド利用により負担や手間の少ない接続が可能となる。物理的には難しい構成が実現しやすくなり、便利だろう。
参考:(※外部リンク)