
わたしたちNIGでは、毎週金曜日、決まってオフィスの掃除を行っています。2階のフロアーを社員総がかりできれいにします。
掃除を習慣付けている企業として、楽天やイエローハットなどが有名ですが、まだまだ外注業者に委託する企業が多いなかなぜ、わたしたちは掃除をするのでしょう?
もちろん実利もありますが、それより、標榜する ”人間力の向上” に役立つと思うからです。
結果として、外注委託の場合と比べて際立った効用がみられるのは
です。
社長が率先して、掃除を続けていくうちに、社員が変わり、組織が変わる。不思議なことです。
『トイレ掃除の経営学』で有名な大森教授は、最初は嫌々ながらの取組みが、やがて、自分が掃除した場所がきれいになることを素直に喜ぶようになる。
さらに、自分のための掃除から、他人のための掃除へと変化する。これが、仕事面においても仲間のため、会社のため、お客様のため という意識になる。
そして、こう整理しています。
ただし、ここでいう"他力"とは、他人任せのことではない。全身全霊で自らが懸命にやり、その上で、全身全霊をかけて自分を預けた状態と理解いただきたい。
今、気づきましたが、わたしたちの掃除は、役割分担をしていません。きっと合理的ではないでしょう。重複して掃除する場所もあれば、漏れているところもあるでしょう。
でも、それは良いことかもしれません。
なぜなら、他の人の動きに常に関心持っていなければならないからです。しかし、いつか掃除のリーダーがでてきて、高いモチベーションとチームワークで最高品質の掃除ができるようになることも期待しています。
引用:Think! N0.49 掃除を経営学の観点から見る 日本大学経済学 教授 大森 信
